子供のジュニアNISAですが、2019年1月から積み立てを開始しています。ちょうどコロナの暴落が起こる直前ですね。本当はもっと早く始めたかったのですが、妻の理解が得られずこのタイミングからの開始となり増した。まだ1年と9か月ですが現在の状況を確認してみました。
ジュニアNISA口座の投資方針
子供の資産ということで出産祝いなどの各種お祝いのお金、お年玉、子供手当などを子供名義の銀行口座に預金しており、それなり(なんと100万円近く)にお金がたまっている状況でした。このままほっておいても増えないしもったいないと思い、株式投資をしたかったのですが妻が懐疑的なこともあり、ジュニアNISAでの投資には反対されていました。ただ粘り強く交渉した結果、何とかOKがもらえ2019年から積み立てを開始しました。粘り強くとしていますが、損失が出た際は私の小遣いで補填をするということでOKが出たのですが・・・。
現在の投資方針ですが方針というほど大したものはなく、愚直に米国株ETFを積み立てていくというものです。
なぜ米国株なのか
それではなぜ米国株なのかというと以下の理由からです。
- 過去右肩上がりで成長を続けている
- GAFAMなど世界的な企業(今後も成長を期待できる)が多い
- 子供の視野を世界に広げたい
基本的には損失が出た場合私が補填しなければいけないので、正直それほどリスクのある銘柄へは投資ができません。そのため長期的に考えれば成長するであろう米国株に投資することが一番安全ではないかと考えました。幸い子供にはまだまだ時間があるのでそれも味方につければそれなりに資産も増えているだろうとの考えです。
中国やインドなどポテンシャルはありますがいかんせんリスクが高いので米国株一択でした。また子供が小さいころから米国企業や経済、為替などにも興味を持ってもらいたいというのもあり米国株を選択しています。
なぜETFなのか
次は個別株でも投資信託でもなくなぜETFなのかです。
- 個別株は当たりはずれがありリスクが高い
- ETFだと適宜銘柄の入れ替えのメンテナンスもしてくれる
- 為替を意識してほしい
- 将来的には確定申告など税金面も意識してほしい
個別株だと選択した銘柄で当たりはずれがあり、長期的に保有しても値上がりが期待できないものもあります。ETFであれば適宜銘柄の入れ替えもありますし、長期的には成長するだろうというのが一番の理由です。自分の資産であれば多少のリスクも取りますが、子供の資産なので損失のリスクを極力減らしたいというのが最優先になっています。
また最近は投資信託でVTやVOOなどに連動したものも出てきており、自動的に再投資もしてくれますし2重課税の問題もないのでお手軽に投資をすることもできます。そんな中でETFを選択したのは子供に為替を意識してほしかったことと、確定申告も理解してほしかったというのが大きな理由です。実際には現時点で収入がないので配当金の二重課税を取り戻すことはできないので、単純な損得でいうと投資信託を購入したほうがいいかもしれません。ただ現時点では微々たる配当金(数百円~数千円)なのでそれほど気にしなくてもいいかと思っています。
自分自身会社員になってから税金について正直無頓着でした。給与明細を見てなんかひかれてるな程度の認識です。ただ投資をすることになって税金についても少しは勉強をするようになり、子供には確定申告を行うかどうかは別にしてこれをきっかけに社会の仕組み、税金について意識をしてほしいなと思っています。知らなくて損をすることはあっても知って損をすることはないので・・・。
ジュニアNISA口座の状況
現時点では以下のような状況となっています。
毎月米国株ETFを1株購入していますので、株数=積み立てている月数です。はじめの1年はキャピタルゲインももちろんですが、将来的な配当も意識しVIGの積み立てを行いました。ジュニアNISAの80万円の投資枠はこれだけでは使いきれませんでしたが、原資を1年で使い切るわけにもいかなかったのでコツコツゆっくりでもいいかなという思いで始めました。
初めてすぐに暴落に見舞われましたがこういうときこそ積み立てをしている強みですね。気にせず淡々と積み立てを行いました。結果論的には暴落の際に突っ込んでいればもっと成績が良かったのですが・・・暴落時のチャレンジは子供の口座ではできませんでした。
その後2021年に入ってからはVTとVUGも追加で積み立てを多なうようになりました。(米国株への投資と言いつつVTを購入するという矛盾は置いておいて・・・)2020年は暴落後の相場がかなり良かったので、このままVIGを積み立てるだけではもったいないかもという思いがあり、この1年で原資がなくなってもいいかもと思いVTとVUGを積み立てに加えました。
VOOは自分の口座で積み立てを行っていたのと、VTIも投資信託で購入していたのでここではVTとキャピタルゲイン狙いでVUGという選択にしました。正直子供の口座のお金が今年いっぱいではなくなりそうなので、その後については私が出すということも考えなくはないのですが自分の口座での投資資金がなくなるので積み立てはいったんお休みになるかもしれません。VIGの積み立てくらいであれば捻出できそうなのでまたVIG一本に戻すのが現実的かなと思っています。
まとめ
子供の銀行口座にまとまったお金があったのでそれを投資に回しましたが、それがなかったらジュニアNISAでの投資はしていなかったかもしれません。卒業や入学のお祝い、お年玉などがあればまた投資したいと思いますが、そろそろ子どもも自分で使いたいという年頃に入ってきますので、そのタイミングでは口座の運用も併せて渡してもいいかなとも思っています。口座があることは子供にも話していますがまだいまいちよく理解できていないようで、できれば高校生くらいまではちょっと心配です。(お金があったら使ってしまうタイプなので・・・)
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