今回住宅ローン減税の初回ぶりに2回目の確定申告を行いました。e-Taxにて申請を行ったのですが、外国税額控除は初めてだったのでLINEで相談申し込みを行い、入力方法について確認しながら進めようと考えていました。ですがそこで事件が起こりました・・・誰でも間違えることや勘違いすることってありますしね。
確定申告相談会の前に
相談会は予約していましたが、自分でわかるところは進めておこうということで事前に入力を進めていました。わからない部分もありましたが税務署に電話しながらe-Taxの入力を進め、外国税額控除の入力を行う前段階まで何とか完了し、相談会にのぞむこととなりました。
具体的には以下の入力方法を知りたかったというのが目的です。
米国株の配当ですがADRも合わせると複数の国、会社から配当をもらっています。それをこの画面にどう入力するかがわかりませんでした。
いざ相談会へ
ノートPCを利用していましたので、スマホのテザリングでつなぎながら画面を見せてその場で入力方法を確認しようと思っていたのですが、結論から行くと解決しませんでした。
はじめは税理士の方が担当してくれたのですが、具体的な入力については税務署員の方がいいとのことで担当者を呼びに行ってくれました。ただ呼ばれた職員の方もよくわからず、「ああでもない」「こうでもない」「こっちの項目はどうなってる?」「あっちはどう?」と確認したのちに一つの結論に達しました。
「外国税もすでに控除し税金が還付されているから大丈夫です」
「え?」「うそ?」「いつからそんな便利な仕組みになってたの?」「外国税額控除、確定申告しなくてもSBI証券が勝手に計算して還付してくれていたの?」と頭の中は????だらけでした。どうやら年間取引報告書をみてその結論に至ったようです。
SBI証券の年間取引報告書ですがこの黒い部分に配当額と所得税、住民税が記載されており、赤い部分に外国勢の額が記載されています。そして緑の部分が株式取引の損失を加味した年間の収支があり最終的に青の部分で納付税額と還付税額が記載されています。
私はいくつかの株で損失が出ていたので緑の部分で差引され、いくらか税金の還付をされています。この税金の還付が外国税額控除も加味されているので新たに申告は不要ですとのことでした。
正直半信半疑でしたがその場で計算する頭の良さは持ち合わせていなかったので、「絶対違うやろ・・・」「自動で外国税額控除されるなんで情報どこにもなかったし」「そんな情報があれば外国税額控除なんて項目ないし、もっと情報が出回っているはず」とは思いながらもその場を後にしました・・・
帰って計算してみると
帰ってから還付税額の計算をしてみると、損失で差引された部分の還付のみで、外国税額については考慮されていないだろうという結論にたどり着きました。
結局はその後、税務署に電話するとあっさりと入力の仕方についてはレクチャーしてもらうことができ、サクッと確定申告終了となりました。「初めから電話で解決できたやん」という何とももやもやとした結果となりましたが、無事確定申告できてよかったです。
まとめ
一応確定申告できたのですが、結局何が正解だったのかは還付金が振り込まれてみないと安心できないですね。もしかしたら相談会の人が正解で還付されないなんてこともあるかもしれません。(一応e-Tax上では税金が還付されると表示されていましたが)
勘違いなのかどうなのかはわかりませんが、人は誰でも間違うものですね。私も会社員として働いていますが、自社製品のことでも間違った案内をしたりすることもあります。お客様からするとその道のプロとして見られていると思いますが、残念ながら間違いは起こってしまいます。
今回は疑問に思って納得できなかったので、再度確認して事なきを得ましたが、疑問に思わなければそのまま申告せずに終わっていたかもしれません。
いろんな情報があふれているので何が正しくて何が間違いなのか判断することは難しいですが、ある程度見極めるためにいろんな情報を入手することや、事前に自分で調べておくことは大事だなと思いました。
実際のe-Taxでの入力については来年以降の備忘録のためにも、近いうちにブログにアップしたいと思います。
あ、ちなみにやり方がわかればe-Taxでの確定申告はめちゃめちゃ楽でした!ふるさと納税もワンストップの申請書送るよりこっちが断然楽です!
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