株主優待到着~スギ薬局~ ついでにドラックストア業界も比較してみた

資産運用

いつもありがとうございます。今回はスギ薬局の株主優待到着報告です。スギ薬局は100株のみの保有ですので、3000円分の優待券をいただきました。

スギホールディングスホームページより

ドラッグストア業界順位

前回ビックカメラの株主優待から、家電量販店業界、株主優待をまとめてみましたが、ご覧いただいた方も多かったようですので、今回はドラッグストア業界についてもまとめてみました。以下売上げ順にTOP10です。

各社売り上げ、営業利益(単位は百万円)

2019年-2020年度はスギHDとマツモトキヨシHDの順位が逆でしたが、2020年-2021年度で逆転しましたね。マツモトキヨシとココカラファインは10月に経営統合予定ですが、ドラッグストア業界TOP10の中でこの2社のみが前年度比でマイナス成長になっています。両社とも都市部や繁華街の店舗が多く、コロナの影響での外出自粛やインバウンド需要の減少がマイナス成長の要因のようです。この2社が経営統合しても現状だと業界2位までにとどまりますので、今後その効果や如何にですね。

そのほかは二ケタ成長の企業もあり、業界としては前回の家電量販店同様にコロナ禍にあってもおおむね好調ですね。2019年-2020年度の業績記載のツルハHD、コスモス薬局、サンドラッグ、クリエイトSDHD、クスリのアオキHDは第3四半期までの数字だと2020年-2021年度も順調に伸ばしてきているようです。アインHDは横ばいでした。業界の好調そのままに恩恵を受けていそうですね。

ちなみにドラッグストアの店舗は2020年で20631店舗あるようです。(日本チェーンドラッグストア協会より)歯科医院が68000件ほど、コンビニが55000店舗ほどですので、そこまでではありませんがかなりの店舗数ですね。私の家からでも半径1㎞程の中に10店舗くらいあります。でも売り上げ上位だとツルハHDとコスモス薬品の店舗はないですね。

(ちなみに表に記載の下位の企業は調査漏れなどほかの企業が入るケースもあるかもしれません。その際はすいません。)

ドラッグストア株主優待比較

上記の10社で株主優待も比較してみます。見事にすべてで株主優待が提供されておりました。

優待比較

つい昨日家電量販店の利回りを見たからでしょうか、ドラッグストアの利回りは結構渋いですね。成長しているから株価も右肩上がりかと思ったのですが、どうやらそういうわけでもないので、業界の標準がこんな感じなのかもしれません。右肩上がりで伸びているのがスギHDくらいで、ツルハHDやサンドラッグ、マツモトキヨシ、ココカラファインなどは2018年夏のほうが株価が高いですし。ただ株価の上下は結構激しいですね。うまく安値でつかむことができればキャピタルゲインも狙うことができそうです。(今後も同じかどうかわかりませんが)

まとめ

家電量販店の時はエディオン買いたいなーと思いましたが、ドラッグストアについてはそこまでの欲求が湧いてきませんでした。利回りが低いというのもそうですが、購入単価が高い!一番安くてもクリエイトSDHDで30万円以上します。コスモス薬品にいたっては150万円以上が必要になります。利回りを考えるとちょっと躊躇する金額ですね。

私はスギHDを2010年に、マツモトキヨシを2012年に購入しているので、取得価格からするとまあまあ良い利回りにはなっています。マツモトキヨシは1:2の株式分割もしているので、今は子供と100株ずつの保有です。

株式分割するなどしてもう少し買いやすくなると良いのですが、ドラッグストアの優待についてはそこまで利回りもよくないので、当面は今保有している銘柄を持ち続けるのにとどまりそうです。

業界内の競争も激しそうですので今後どこが生き残るのか、成長するのかは要チェックですね。私も買い物の際は一番値段の安いところで買うようにしているので、消費者としては複数店舗があって競争してくれるのはうれしいです。株主としては複雑ですか・・・(所詮100株しか保有してない末端株主ですが)

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