新興国株式投資状況 ~マレーシア編~

資産運用

以前米国株式の保有状況を公開しましたが、新興国株式についても整理していきます。今回はマレーシア株式編です。新興国株式に手を出したのは2018年の2月頃からで、ちょうど新興国株が右肩上がりで一番調子のいい時期でした。今思えば時期が悪かったですね・・・。株価がどんどん上がって乗り遅れないようにという典型的な損するパターンです。

クアラルンプール総合が当時1800~1900リンギットでしたが、現在は1600リンギット近辺です。(1リンギット円=25~26円)ほとんどの銘柄で損益マイナス、散々な状況ですね。市場が悪かったのでこんなものなのでしょうか。いや、市場がだいたい-18%くらいで私の個別株が‐30%くらいなので市場を下回っていますね。株価が下がっているほかに、手数料負けの側面もありますがちょっと成績が悪すぎですね。

ちなみにSBI証券のマレーシア株式の手数料は以下のようになっています。

 手数料約定代金の1%(税込1.1%)

  • 最低手数料:76マレーシアリンギット(税込83.6マレーシアリンギット)
  • ※売却代金が最低手数料に満たない場合、約定代金の50%(税込55%)が手数料となります

当時はこの最低手数料を理解しておらず、新興国株は単価が安いからいろんな銘柄を安く買えてうれしい!というアホな考えをしていたことが始まりです。YTLコーポレーションなんかは1/3くらいが手数料ですね。買った瞬間から価値が2/3になるなんて・・・。その後気付いてガムーダ(GAMU)やマラヤンバンキング(MBBM)など株数を増やして買いましたがそれも高値つかみでこの状況です。

ちなみに楽天証券の手数料は約定代金の1.1%(税込)※最低手数料550円(税込)となっており、これからマレーシアに投資したいという人は、手数料的には楽天証券のほうがおススメです。ほかに為替手数料もかかりますのでご注意ください。

マレーシアに投資しようと思ったのは、これからも人口が伸びていく(現在約3200万人で2050年には4000万人)ことと、GDPも毎年5~6%くらいで成長していたので、長期保有には良いんじゃないかと思ったためです。

マレーシアの状況については経産省からこんな資料も出ています。

医療国際展開カントリーレポート 新興国等のヘルスケア市場環境に関する基本情報

https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/iryou/downloadfiles/pdf/countryreport_Malaysia.pdf

新興国なので銀行は伸びるだろうということでマラヤンバンキング(MBBM)を買いましたがいまいちでしたね。コロナの影響が大きいのかもしれません。ほかには工事関連でガムーダ(GAMU)、電力関連でテナガナショナル(TENA)なども今のところ期待通りに入っていないですね。PPBグループは不動産投資とや消費者製品の販売、映画関連や建設工事などの会社のようですが、プラスになっているとは予想外でした。こっちを多く買っていれば今頃・・・。

とりえず今は追加投資は米国株メインなので、資金を投入することはありませんが、配当金がたまったらちょくちょく買い増しはしたいと思っています。ただ手数料を考えると少なくても10万円くらいはほしいところなので配当だけで追加購入ができるのはいつになるのか・・・。今は年間1万円くらいの配当なので10年後でしょうか・・・。

マレーシアに精通している方はいいのでしょうが、日本から個別株の情報を入手するのはなかなかハードルが高いので、個人的にはあまりお勧めはできないです。(新興国株はほかにベトナム、タイに投資していますが、一番成績が良くないのがマレーシアです)私は勢いとノリで買いましたが、リスクもあるのでやっぱり米国株が無難ですね。

ベトナム編
タイ編

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