資産運用の失敗~投資初心者の失敗から学ぶ~

資産運用

初めて投資といわれる投資信託に手を出してから15年以上がたちました。今でこそ投資信託から日本株、FXや仮想通貨、米国株といろんな投資を行ってきましたが、初めての投資では失敗続きでした。いまだに失敗することはありますが、当時のようなしょうもない失敗(訳も分からず資産が減る)ということは少なくなってきたと思います。

これから投資を始める方に私と同じような失敗をしなくてもいいように当時の失敗を綴ります。

まさにカモ葱

貯金以外の資産運用に手を出したのは投資信託からで、たしか会社にはいって2、3年くらいで、ある程度まとまった貯金ができた時に銀行に行ったのがきっかけでした。

当時はまったく投資についての知識がなく、普通預金もなーと定期預金をしに行った際に、同額の投資信託を買うと利率がアップすると言われ、それにつられて購入してしまいました。たしか新興国の投資信託だったと思います。

いま思えばいいカモでしたね。うろ覚えですが150万円分くらい買いました。買った瞬間に手数料で評価額マイナス、その後も上がることなくずーっとマイナスでした。定期預金の利率アップも確か半年間の0.?%UPくらいで利子はたいした金額じゃなかったと思います。

何がダメだったか

  • 定期預金という選択肢
  • 利率アップにつられていけてない投資信託を購入
  • 銀行員の話をうのみにしてしまった

まずは定期預金等選択ですね。まとまったお金があるからといって定期預金の選択肢はないですね。はっきり言って今の定期預金の利率であれば、普通預金と大して変わりません。(何億も持っていれば別かもしれませんが・・・)利率も低いうえに流動性も低いものを選択するなんて今では考えられません。

利率が2%3%あるならまだしも0.数パーセントであれば預ける必要はないですね。

次に利率アップにつられて投資信託を購入したことですね。記憶が定かではないですが確か投資信託を合わせて購入すると1か月間1%とかの利率アップだったと思います。利率アップ以上に手数料や信託報酬をぼったくられる投資信託でしたので、銀行からすると定期預金1ヵ月の利率アップくらいなんともないですね。

今であれば手数料なし、信託報酬も0.数パーセントの優秀な投資信託がありますが当時は損な知識も商品も?なく、銀行員のこれだけ基準値が上がってますよという実績ベースの話に乗せられて購入してしまいました。恥ずかし限りです。

最後に銀行員の話をうのみにしてしまったということですね。定期預金の利率アップ+投資信託も基準値が上がればもうかるという話を何の疑いもなく信じてしまいました。銀行員は儲けるため、自分の成績のために商品を進めるでしょうから、そんなうまい話はないですね。結果的に含み損に長い間苦しみましたので無知だということは怖いですね。

結局末路は・・・

投資信託を購入してしばらくはそこまでひどくなかったのですが、そのうちどんどんと基準値が下がっていきました。当時は独身の実家住まいだったので、貯金もできており余剰資金だったので助かりました。損をするのが嫌だったのでその後もずっと持ち続け、7、8年くらいでなんとか微増で売り抜けられたのは運が良かったかもしれません。下手するとさらに被害拡大もあり得たでしょうし。

手数料や信託報酬なんて考え方も知らない若造でしたから、手数料の入る銀行にとって売りたい投資信託だったんでしょう。今ではいい勉強になったのかなと思います。幸い投資=悪とならず、株など自分で考えるきっかけになったので。

その後30歳手前で日本株を始めましたが、トラウマで投資信託は敬遠するようになり、また購入することになるのは先の話に・・・

今はVOOやVTIなどの指数に連動する優良な投資信託もありますのでちゃんと情報収集すれば大丈夫です。

また次回は日本株を始めたときの話や、不動産投資に乗りそうになったこと、現在の運用方針など思い出しながら振り返りたいなと思います。

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