下落相場での個別グロース株の末路～あの時売っていればとは思うものの、そんなのわからない～

昨日米国株は大きく値を戻してきていますが、まだまだ今年初めの値まで戻すのもまだまだ先は長そうです。こんな相場ですが儲けている人もいれば損をしている人もいて悲喜こもごもですね。

特に去年あたりから投資を始めた人にとっては含み損が拡大して厳しい状況かもしれません。そういう経験をしてしまうと投資＝損をする、悪となりかねないですね。

私は2018年から米国株を始めたことや、グロース株だけでなく配当株やETFも購入していたのでTotalでは含み益が残っている状態で耐えられています。（もちろん年初から考えると資産は減っていますが）

そんな中で私の保有しているグロース株もさんさんたる状況でしたので紹介します。

テラドックヘルス（TDOC）
アドビ（ADBE）
ではどうするのか
まとめ

テラドックヘルス（TDOC）

テラドックヘルスは米国の遠隔医療プラットフォーム企業でインターネットや電話を利用して、オンデマンドの医療を提供しています。病院に行かなくても診断してもらえ、処方箋をもらうこともあるのでコロナ化で躍進した企業ですね。

私の中でこの企業はグロース株の位置づけですがさて今現在どのような状況かというと・・・

絶賛爆損中

はい、1,570ドル（約185,000円）ほどの含み損を抱えています。含み損を抱えているだけでも悲しいのですが、もっと悲しいこととして株価の推移を見てみると・・・

なんと2021年には300ドル近く（293ドル）になっているときもあったのです・・・。なんと最高値293ドル×50株=14,650ドルです。それが今や2726ドルということは・・・・11,924ドルも下がっている状態です。

恐ろしいですね。この1年余りで140万円（1ドル=118円計算で）も資産が下がっているということになります。ただ当時はその時点が最高値だなんてのは判断しようがなく、またぐんぐん伸びているとこれからも伸び続けるんじゃないか、ここで売ってもっと伸びたら後悔するという思考になってしまいます。

含み損は1,570ドルなんですが、最高値を見てしまうとそれ以上に損した気分になってしまいますね。

アドビ（ADBE）

もう一つはこちら、アドビです。こちらはAcrobat Readerなどでなじみのある方も多いかもしれませんね。コンピュータアプリケーションの会社で電子サインなんかも提供しています。

こちらも寺ドックほどではないですが絶賛含み損中です。

こちらも株価の推移を見てみると・・・。

去年の年末から見事に急落していますね。最高値は688ドルでしたので、私の保有株からすると6,880ドルが4,210ドルと2,670ドル最高値からは下がっていますね。テラドックヘルスを見てしまうとそれほど大したことないように感じますが、日本円で約315,000円と考えると結構きついですね。

このように株価の下落局面では今までの上昇分が一気に吹き飛んでしまうのが怖いところです。

ではどうするのか

現時点では含み損となり厳しい状態ですが、今後はどうかというとETFであれば時間がたてば戻るだろう可能性は高いですが、個別株においては判断が難しいところですね。以前の株価に戻りさらに成長するかもしれませんし、このまま低迷を続けるかもしれません。

基本的には損切りのタイミングは逸している状況ですので、とりあえずは保有して様子見ですね。幸い資金は分散しているので最悪ゼロになったとしても（そんなことはないと思いますが）、全体から見るとリカバリーできる範囲内かなとは思っています。

長期的に見たときに個別グロース株は当たればリターンが一番大きいと思います。2倍、3倍どころか10倍それ以上にもなる可能性を秘めています。ただ短期的に見ると大きな含み損を抱えることもあれば、捕らぬ狸の皮算用というかあの時売っていればというような後悔も出てきます。どの銘柄が今後も成長するのかの見極めも必要ですね。

個人的には個別グロース株への投資も続けていますが、あくまで趣味の範囲としての投資になるかなと思います。ETFや配当株に分散しながら一攫千金で個別グロース株を狙うというような。自分の資産の大部分を投資するにはリスクが高いですね。

まあそのリスクを取って打ち勝った者だけが短期間でお金持ちになれるのかもしれませんが・・・