円安がひどい・・・~対ドルだけでなく新興国通貨も・・・~

生活

とうとう1ドルが125円を超えてしまいましたね。120円を超えた時にはどこまで行くのかな?そろそろ少しは円高に戻すかなと思ったりしましたが、どんどん円安が進んでいますね。いったいどこまで行ってしまうのでしょうか。

主要通貨は軒並み円安に

対ドルでの円安もそうですが、ユーロなどの主要通貨でも軒並み円安になっています。

ユーロや豪ドル、NZドル、人民元などほぼすべてで円安ですね。円安になっていないのはトルコリラくらいでしょうか。

対ドルでここ10年でもかなりの円安に

米国株を保有しているので対ドルの為替は注視していましたが、その他の通貨ペアについては特に気にしてはいませんでした。

海外株は米国株のほかにタイ、マレーシア、ベトナム株も少し保有しているのですが、含み損がひどいので正直あまり見ないようにしていました。ふと日本円での資産額を確認したところ、なんと含み損があるにもかかわらず投資額を上回っていました。

新興国株の資産損益

こんな感じでまあまあな額の損失が出ています。損失のパーセントで言うとベトナムが-13%、タイが‐34%、マレーシアが‐31%くらいでしょうか。それぞれベトナムとマレーシアが110万円くらい、タイが50万円ちょっとくらい投資しています。

それがこんな感じの資産額になっています。

マレーシアは損失が大きくカバーしきれていませんが、タイはトントンくらい?ベトナムは少し上回っています。これだけ損失が出ているにもかかわらず日本円の資産額が増えているというのは驚きですね。

なんとなくイメージとして東南アジアは新興国でインフレもあるので通貨価値は下がっていくという認識でしたが、この円安はちょっと嫌な感じですね。

日本円‐マレーシアリンギット
日本円‐タイバーツ
日本円-ベトナムドン

今後どうなっていくのか

単純にドルが強くなっているというだけであればそれほど心配する必要はないのかもしれませんが、世界の中で日本円が弱くなっているというのが状況なのではないかと思います。トルコリラやロシアルーブルなどと一緒に通貨価値が下がっているのが現状です。これはちょっと危険な流れではないでしょうか。

数年前であれば有事の円買いということで今のような世界情勢であれば、日本円が強く円高になっていたと思います。それが歯止めがきかず、どんどん円安になっています。

日本は長らくデフレですし、少子高齢化で経済成長も見込めない、金利も上げられないということで、今後もこの状況は大きく変わらないのかなという気がします。

そんな中でどうしていったらいいかを考えないといけないかもしれないですね。

まとめ

今後多少円高に戻すことはあるかもしれませんが、長期的に考えると円安になっていく可能性が高いと思います。以前は輸出企業のメリットが大きく円安=良いことのような風潮があったかと思いますが、現在はあまりそのメリットはないのではと思います。食料もエネルギーも大部分を輸入に頼っていますので、いろいろなモノの値段がどんどん上がっていきますね。それに合わせて所得が増えれば問題ないのですが、現状あまりそれは見込めません。

今後は日本円だけで資産を持っていると価値がどんどん下がっていく可能性も考えられます。長らく日本円での貯蓄が正しいというような状況でしたが今後はほかの資産を持つ重要性が今以上に大切になっていきそうですね。

私自身も今後の資産をどうするか投資方針をどうするかは、いったん整理してみたいと思います。

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