投資の割合と生活防衛資金

資産運用

ネットで情報を見ると投資の割合は100 – 年齢(20歳なら80%を投資に)とか、生活防衛資金は給料の3ヶ月とか半年とかいろんな情報が溢れています。

個人的には投資方法と同じくそれぞれの置かれた状況により千差万別だと思っています。目安にするという意味ではいいのですが。

私自身の状況だと投資は9割くらいでもよく、生活防衛資金は100万円くらいあればという感じです。それは共働きなので、仮に私に何かあっても妻の給料で当面しのぐことは可能だからです。(それを言うと怒られそうですが・・・)また急にお金が必要になったらどうするのかと良く言われますが、明日明後日でいきなり何百万円必要になるなんてこと普通は考えられず(あるとすると振り込め詐欺くらいでしょうか?あとは借金の連帯保証人になっていて夜逃げされたとか?)、時間があれば株なりを現金化すればいいと思うからです。

株も長い間続けていたこともあり、銘柄によっては倍以上になっているものもあるので、暴落時もマイナスまではならないであろうというのも大きいです。これから投資を始める人は、暴落時に現金化を躊躇することもあると思うので、ここ数年で大きな出費を予定しているのであれば現金で持っておく必要があると思いますが。

また、暴落時に買い増しするための資金も必要ですが、私の場合は多くてもせいぜい200~300万円くらいで十分かなと思います。それは暴落時もどこが底かわからないという不安で、なかなか勝負に行けず、ビビっている間にまた上がってきて買いそびれるということになるからです。コロナの暴落時も追加投資できたのは50万円くらいでした。もっと突っ込んでいれば今頃大爆発していたんでしょうが・・・

下落時に勝負できるという人は多めに現金を持っていてもいいと思いますが、いつ暴落が起こるかわからないので、機会損失と天秤にかけてどう判断するかですね。

投資を始めた頃は他の同年代がどのくらい資産を持っているんだろうとか、どんな投資をしているんだろうかとか、すごく気になっていました。ただいろいろ試行錯誤していくうちに、自分の投資の方向性とか、暴落時の耐性とかがわかってきて、ある程度方針を確立できるようになりました。

はじめは方針も考え方もなにもなく勢いで手を出しましたが、退場せず続けられたのが良かったと思います。それぞれ考え方や性格もいろいろですが、続けていくのが大事なのかと。経験値も増えていきますので。

はじめの資金が少ないうちは信用取引という考えも浮かびましたが、ひとつの負けで退場する可能性もあるので、結果的には手を出さずに良かったかなと思うこの頃です。まぁうまく行って億り人っていう未来もひょっとするとあったかもしれませんが・・・ビビりなので無理ですね(笑)

これからも身の丈にあった投資でコツコツやっていこうと思います。

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