KDDIから株主優待が到着しました。18年3月からの保有なので5年以上の保有にはまだあと2年あります。私と子供で100株ずつ、合計200株保有しております。今回は3000円相当分のカタログギフトです。
通信業界比較
NTTドコモが上場廃止になったので日本電信電話(NTT)での比較です。ソフトバンクはソフトバンク・グループとするとちょっと違うかな(ソフトバンク・グループは投資会社のようなもの?)と思ったので、通信のソフトバンク株式会社で比較しています。
差はありますが3社とも増収、増益を達成していますね。ただ各社格安プランを打ち出しており、楽天やその他格安SIMとの競争もあるので今後の決算には注目ですね。日本の人口が増えていくのであれば、単価が下がった分を契約者数でまかなえば良いのですが、今後人口も減っていくので各社でパイの取り合いを行い、かつ単価が下がると結構厳しいですね。スマホのシェアの取り合いでガチンコ勝負をするのか、ほかのサービスで補うのか各社の今後の動きが気になります。
ちなみに私はソフトバンクも保有しています。唯一のIPO当選銘柄で1500円で100株購入しているのでもちろん絶賛含み損中です。たぶん一回も1500円を上回っていないんじゃないでしょうか・・・。
通信業界の配当、株主優待
株主優待を提供しているのはKDDIのみです。日本電信電話は2~3年保有と5~6年保有時にdポイント提供というちょっと変則的な優待は提供しています。(株価は6月2日の終値)
KDDIは配当のみだと利回りが3.4%です。配当のみでも3社ともなかなかの高利回りの配当ですね。配当性向はそれぞれ日本電信電話は36.7%、KDDIは42.2%、ソフトバンク82.8%となっています。日本電信電話、KDDIはまだまだ余裕がありますが、ソフトバンクは結構配当性向が高いですね。ソフトバンクは株式の40%がソフトバンク・グループの保有なので、親会社への還元の意味もあるんでしょうか。今後減収減益になると減配のリスクもありますね。
まとめ
配当利回りだけを見るとそれぞれ購入のメリットはありそうですが、ソフトバンクは配当がどこまで維持できるかは微妙で、減配するとさらなる株価の下落もあり得るので、ちょっとリスクが高いかなと思います。日本電信電話、KDDIは配当については増配を続けていますし、まだ心配するほどではないとは思いますが、最近の格安料金プラン合戦が今後どう業績に影響を与えるかは注意が必要かと思います。スマートフォンや無線通信などは生活必需品なので急激に需要が減るということはないと思いますが、日本は人口も減っていきますし、体力があるところが今後残ると考えると、楽天や格安SIM提供会社などを含めいくつかは淘汰される未来はあり得るかもしれませんね。
私はKDDIについては当面は継続保有の予定ですが、ソフトバンクについては1500円を回復すれば売却してもいいかなと思っています。1500円回復すればですが・・・(このまま浮上しない可能性もあるかも)
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