以前ビットコインのeワラントで資金が溶けた記事を書きました。
このビットコインのeワラントの他に同時期にイーサリアムでも取引しており、また暴落時になけなしの資金で少し追加購入もしていたのでその最終結果報告です。
暗号資産eワラント売却時の損益
売却時のデータで最終的には以下の損益状況となっています。
一番上がビットコインのeワラントで強制ロスカットで一気に資金を溶かしたやつですね。真ん中がビットコインと同じタイミングで購入したイーサリアムです。こちらは幸い強制ロスカットにはならず、少し値を戻したところで売却しました。一番下がイーサリアムが下がったタイミングで、5万円分だけ購入したものです。
暗号資産eワラントのメリット
- 申告分離課税の雑所得なので暗号資産の総合課税より税制面のメリットがある
暗号資産は利益に対しての税金が総合課税のため、私のような会社員にとっては本業の給与と合わさるため利益確定がむつかしいですが、eワラントは分離課税なのでそこを気にしなくてもいいのはメリットです。所得によっては児童手当などの各種取得制限のあるものに影響する場合もありますし、分離課税はありがたいです。
- ボラティリティが高いのでうまく波に乗れれば儲けることもでき、プラスだけでなくマイナスに連動するためどちらでも利益を出せる可能性がある。
今回大損しているので偉そうなことはいませんが、タイミングをうまくつかめればそれなりに利益を出すこともできるのではと思います。今回はプラスを購入したので散々な結果でしたが、仮にマイナスを購入していれば利益が出ていたということですね。また下がったタイミングで5万円でなく、50万円購入していればETHについてはプラスになっていた可能性もあります。
- プラス5倍、マイナス3倍のため利幅が大きくなる
プラス5倍、マイナス3倍の動きをするため、少ない金額で大きな利益を得ることが可能です。ボラティリティが大きな暗号資産ではさらに大きな動きとなります。利益という面ではメリットですが、損失という意味ではデメリットにもなりますが・・・
- 強制ロスカット時もFXのような追証は不要で損失は購入金額までとなる
ビットコインではあえなく強制ロスカットとなりましたが、損失は最大でも購入金額までのため、追証で首を絞めるということはなかったです。あくまで現金で購入できる分なので借金を背負うことはないのでその点は良いかなと思います。(損失でメリットというのも変ですが)
- 第1回から第3回までありそれぞれで利幅、ロスカットの限界値を選択できる
第1回から第3回になるにつれ、同じ指数の動きでも利幅が大きくなります。利幅が大きくなるといことはロスカットの閾値も低くなるのですが、自分でどれを購入するか選択が可能です。欲をかいてうまくいくか失敗するか、私は失敗のほうでしたが。私も第1回を購入していればロスカットされずに済んだので、選択できるというのはメリットかと思います。
暗号資産eワラントのデメリット
- 強制ロスカットされると価格は戻らない
強制ロスカットされてしまうとそれ以降は価格が戻らないので損失が確定してしまいます。(強制ロスカットってそういうものでしょうが・・・)タイミングを誤ると私のように1日で強制ロスカットされるということもあります。
- 満期日が決まっており長期保有ができない
満期日が決まっておりだいたい1か月くらいです。暗号資産は長期的には値上がりしていくといわれていますが、短期の取引になるためタイミングを見定める必要があります。待てば戻るというのが短期だと読めないですね。
- プラス5倍、マイナス3倍のため損失が大きくなる
メリットと表裏一体ですね。利幅が大きいということは損失も大きいということで。私はこのデメリットの部分で大損してしまいました。すべてはタイミングですね。
まとめ
手っ取り早く資金を増やすという意味では、結構夢のある商品だと思います。私は100万円超を投資し、60万円超を失うという大惨事に見舞われましたが、タイミングや購入する商品を間違っていなければ、倍の200万円になっていた可能性もあるからです。プラスだけでなくマイナス時に価格が上がる商品もあるので、どのタイミングでも投資することが可能です。FXのように強制ロスカットで追証が発生することもないので借金を背負うということもなく、FXをするならこちらでもいいんじゃないかと思います。ただFXは強制ロスカットされなければ長期でも保有はできるので一長一短ですね。
いまは暗号資産も少し値を戻してうろうろしていますが、また一段と下がる機会が合ったら購入してもいいかなと思っています。ただその際は50万円とかでなく、数万円単位でコツコツという感じになりそうですが。
やっぱり投資はリスクに見合ったリターンになっているということですね。儲けようと思ったらある程度のリスクにさらされる、それが嫌ならリターンも低くなると。投資が投機になって大やけどしないように注意したいと思います。私にはハイリスクハイリターンで大きく賭けるのは向いていないようです。
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