古いPCのSSDとメモリを換装~2010年7月購入のHP dv6-3000を再利用~

生活

先日10年以上前に購入したPCのSSDとメモリの換装を行いました。きっかけは親からPCがほしいけれども何を買ったらいいかわからないと相談をもらったことでした。新しく購入することも考えましたが、ちょうどほとんど使っていなかったPCが手元にあり、幸いWindows10へのアップグレードも行っていましたので、それを再利用することにしました。結果的にはこれで十分すぎるほどでコスパ的には大満足でした。

WINTENでSSDとメモリを購入

既存のdv6のスペックは以下のようなものでした。

  • Core i5-450M
  • メモリ4GB(2GB x 2)
  • HDD 500GB
  • 15インチディスプレイ

こちらにWINTENでSSDとメモリを購入し換装します。

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換装自体はそれほど難しくない

最近のノートPCは内部へのアクセスがやりにくくなっていますが、昔の端末はねじがあればメモリやHDDなどへのアクセスも比較的簡単にできますね。特にPCに詳しくなくてもいろんなサイトに情報が載っているので見ながら対応ができると思います。裏ブタを開けるとこんな感じになっています。

HDDはデータ移行が必要ですが、メモリは差し替えるだけでOKです。データ移行については以下を参考にさせてもらいました。めちゃくちゃわかりやすかったです。

SSDをクローンできるフリーソフトと使い方。無料でSSD換装・データ移行する方法。
2023年1月現在、ハードディスクのクローン作成が無料でできるソフトと、クローン作成のやり方について解説しています。

私は写真データ等が多かったからかデータ移行に5時間くらいかかりました。時間はかかりましたが無事終了し今はサクサク動いてくれています。起動時間もかなり早くなりましたし、途中でフリーズすることも少なくなりました。(さすがにアプリケーションを複数立ち上げてWebもタブをいっぱい開けるとフリーズすることもありますが)10年前とは言えCore i5だったのでぎりぎり大丈夫だったのかなと思います。

インターネットを見て文書を作成するくらいであれば全く問題ありません。動画をみても特に動作が遅くなるということもないので正直十分ですね。SSDとメモリで劇的に変わります。もし既存の端末がメモリ4GBあればHDD→SSDへの換装だけでも十分利用できるのではと思います。

新しくPCを購入するか否か

今回PCを購入せずに古いPCをSSDの換装で対応したのは以下のような理由からです。

  • 新規購入すると安くても5万円くらいする(大した性能がないもので)
  • SSD、メモリの換装だと1万円でもおつりがくる
  • 文書作成がメインでそれほどPCのパフォーマンスを必要としなさそう
  • 古いPCもそれほど利用していなかったので故障しておらず正常に動作する(ただしパフォーマンスは遅い)

一言で言うと「もったいないから」ですね。

新規でPCを購入するといくらくらいかかるか

PCを新規購入しようと思うと安くても5万円~高くて10万円以上はします。しかもスペック的にはCeleron、メモリ4GB、SSD256GBくらいなんですよね。

だいたい以下のような感じでしょうか。

CPUメモリストレージ価格感スペックの備考
Celeron4GB256GB SSD5万円~最低限
Core i38GB256GB SSD8万円~まあまあ
Ryzen58GB256GB SSD8万円~このくらいあれば
Core i58GB256GB SSD9万円~このくらいあれば

正直インターネット見てちょっとした文章作るくらいなら最低限のスペックで問題ないです。ただ今後長い目で見るとCPUはCore i5(Ryzen5)くらいメモリは8GB(できれば16GBあるとなお良し)、SSDというところでしょうか。動画見たりビデオ会議したりするのであれば最低限だとパフォーマンスにストレスがかかるかもしれませんね。SSDの容量は最悪外付けでも対応できるので初期費用を抑えるという意味では128GBでもなんとかなるかもしれませんね。あとはこれにOfficeなんかを買うとさらに金額がかかりますね。

せっかく購入するのに最低スペックで購入して後々後悔するというのも嫌なので、Core i5やRyzen5くらいはほしいですね。今回のように10年後にも利用できるかもしれませんし。Celeronだったら難しかったかもしれません。そう考えると今回は1万円かからずに交換ができたので満足できる結果となりました。

まとめ

今回コストを抑えるために10年前のPCのSSD、メモリを交換し再利用しました。正直それほどハードな使い方をしないので、全く問題はなく利用できています。新しいPCを購入しようと思うとそれなりにコストがかかるので、いい感じに節約ができました。

ただし、デメリットとしては2点あります。一つ目はWindows11に対応していないことです。古い端末なので要件を満たしていないのでWindows10のサポート終了時が寿命かと思います。(サポート終了しても使えないことはないですが)

もう1点はバッテリが消耗していることです。幸いまだ完全にダメになっていないので、ちょっとの持ち運びくらいであれば問題ありませんがせいぜい20分くらいでバッテリが切れてしまいます。今回は外に持ち出して利用する予定はないので十分ですが、モバイルPCとして利用するのであればちょっと難しいですね。

今回は親用のPCということで古いPCをうまく再利用できました。意外と10年経っていても使えるのがびっくりです。会社のPCとかだとパフォーマンスやらセキュリティやらあるので4年とか5年とかで入れ替えが必要ですが、個人PCだと10年でも現役ですね。(SSD、メモリは交換しましたが)ここで節約した数万円は有効活用したいですね。パソコン関連の銘柄を物色してみますか・・・

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