先日米国株を始めてからの資産推移の記事を書きました。米国株投資を行う目的としては資産の最大化が一番ですが、投資を続けるにあたっての個人的な重要な要素が配当金です。
資産額については株価の上下で大きく変わるため、上昇時には良いのですが暴落した際には精神的な負担が大きくなります。精神的な負担は個人差がありますが、資産額が目減りしていくとどんどん不安になっていき、利益確定や損切りしたほうがいいんじゃないかとか正常に判断できなくなっていってしまいます。
そんな時に精神的な安定をもたらしてくれるのが配当金だと個人的には感じています。暴落時にも配当金が出ればそれを糧にじっと耐える、もしくは追加同紙に向かうことができるので、全部ではないですが配当銘柄への投資も積極的に行っています。
また10年後、20年後にリタイアした際の生活資金として保有株の取り崩しをせずに生活するための基盤部分としても期待しています。
そんな配当金ですがこちらも去年の実績と米国株を開始してからの推移を整理してみたいと思います。
年ごとの米国株配当金とその推移
年ごとの米国株配当額とその推移の状況です。
定期的に追加投資を行っているので順調に伸びてきています。この数値は実際に振り込まれた税引き後の金額です。ここまではだいたい1年間で2000ドル前後増えてきています。
外国税額控除をするともう少し増えるかもしれません。去年までは確定申告をしていなかったのですが、今年は確定申告を行う予定なのでどのくらい帰ってくるのか少し楽しみです。
とりあえずの目標としては1000ドル/月なので、この調子で伸びるとすると2023年には12,000ドルが達成できるかもしれません。基本的には配当金はETFの定期積み立てのに回す予定なのですが、万が一の際には住宅ローンの返済額+固定資産税の固定費分は賄えそうです。不労所得があると精神的な余裕につながりますね。
月ごとの米国株配当金額とその推移
以下は月ごとに比較したグラフです。
米国株なので基本四半期ごとに配当金が支払われ、銘柄によってその時期も様々です。日本株だと6月と12月に固まるかと思いますが、定期的に入金があるというのは老後の生活資金を考えた時にも計算しやすいので利点があると思います。
月との配当金は2019年の7月を除きすべて前年を上回っています。一部を除き基本的には長期保有を考えているので配当が維持もしくは増配される限りは前年を上回るはずです。多くの配当銘柄は連続増は企業を購入しているので、この辺りは比較的安心をしています。
1,4,7,10月が比較的弱い月なので、ここをもう少しカバーしていきたいのですが、タイミング次第ですね。
私の保有銘柄だとブルックフィールドリニューアブル(BEPC)やグラクソスミスクライン(GSK)、シスコシステムズ(CSCO)などがそれにあたります。
去年BEPCは結構追加購入したので2022年はもう少し増えてくれるかなと思います。(BEPCは株価がだだ下がりですが・・・)
配当金は増えても資産が目減りしていたら本末転倒ですね。考えものです・・・。
まとめ
新しい年になったということで過去の配当金の状況を改めてまとめてみました。順調に伸びてきているのでこういうのを見ると、追加投資にも意欲がわいできます。何事も結果が目に見えるとやる気が出ますね。
ただ資産を最大化するという意味では配当株よりもグロース株のほうが良かったり、ETFのほうが安定していたりするので配当銘柄ばかりに集中するのも考えものです。
バランスを考えながらこれからも追加投資していきたいですが、二兎を追う者は一兎をも得ずにならないように、気を付けていきたいと思います。
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