投資とどう向き合うか~乱高下の相場の乗り切り方~

資産運用

前回のブログアップからだいぶ時間が空いてしまいました。それもこれも下落相場の中資産が目減りしていてブログを書く気力がわかなかったから・・・・ではなく、在宅勤務が減ったため通勤でブログに向かう気力、体力が減ったからというのがいいわけです。

コロナに対する考えからもなんとなく緩和傾向にあるのか、仕事についてもどんどんコロナ前の働き方に戻りつつありますね。

在宅勤務が最高だったわけではなくメリット・デメリットそれぞれありましたが、時間的な余裕や体力的には在宅勤務はよかったですね。

下落相場での対応

今年に入ってもう半年が過ぎようとしていますが、相変わらず軟調な相場が続いていますね。米国株は円安の影響で円ベースの資産としてはそこまで影響は受けていませんが、ドルベースでみると10%以上資産が減っています。

特にグロース株と呼ばれる株の下がり方がひどく、含み益が100%以上あったような銘柄が含み損-50%まで落ち込んでいるものもあります。

私の保有銘柄でもテラドックヘルス(TDOC)なんかは惨憺たる状況です。去年売っておけばかなりの利益が見込めていたのですが、当時はまだまだ伸びるからこのまま長期保有だと思っていました。

配当銘柄は比較的ましですがそれでも下落しているのには変わりないですね。

投資をしていくにあたっては「買う」「売る」「なにもしない」この3つしか選択肢はありません。

基本的に資産を増やすために投資をしているのでどうやって行けばいいか悩むところですね。5年、10年と長期で投資をしていればよいときも悪いときも経験しているでしょうから、自分なりの考えがあると思います。

昨年末や今年から投資を始めた人からすると今の状況はかなりしんどいのかなと思います。私の兄弟も今年に入って積み立てNISAを始めたようですが、絶賛含み損中と嘆いていました。

正解はあるのか

結果としてどうすべきかというのは時間がたてばおのずと答えは出ますが(増えたか減ったか)、今現時点では何が正解かはわかりません。それがわかれば今頃大金持ちですね。

また、何を保有しているのか、何を買おうと(売ろうと)しているのかにもよって変わってきますね。世界経済が成長していくという前提に立つと、S&P500や米国市場、世界市場など市場全体に投資するもの(VOOやVTなど)は長期的に見れば株価は回復、成長していく可能性は高いと思います。

個別株についてはその銘柄次第なので判断は難しいですね。個別に精査する必要があります。私は放置状態ですが、おそらく銘柄によっては買い増ししたり、損切りすることで資産を最大化することもできるでしょう。(ただその判断が難しいので基本放置なのですが)

個人的に一番気を付けないといけないのはレバレッジの商品だと思っています。

以下勝手にリンクを張りますが、レバレッジの仕組みがわかりやすく書いてあると思います。

レバレッジ型・インバース型ETFに係る商品の特性とリスクについて | PayPay証券
レバレッジ型・インバース型ETFに関わる商品の特性とリスクについて。PayPay証券は日本株・米国株銘柄・投資信託を1,000円から売買できるスマホ証券。

通常であれば基準値から同じ値だけ上下すると基準値に戻りますが、レバレッジ商品の場合は同じ値上下しても基準値に戻らないようなのです。上昇相場であれば莫大な利益を上げることができますが、今のような下落相場や値動きの激しい相場を考えると結構リスクは高いのかなと。特に下落相場で長期保有を考えるのには向いていないのかなとも感じます。(もちろんそこから上昇相場に転じれば投資金額以上のもうけも可能なのですが・・・)

個人的には愚直に積み立てが安心かと

個人的にはETFなどの市場連動の商品を愚直に積み立てを行うのが一番安心できるのかなと思います。

その分面白くもないでしょうし大儲けの可能性も低いかもしれません。ただ長期的に見て損をする可能性は低いと感じています。

私も基本的にはETF(VOOやVIG)などの積み立てを行い、余剰資金で個別株を購入しています。ETFで全体の底上げをしつつ、余剰資金の個別株でさらなる上積みを目指すという感じです。最低限の資産はETFで守るという感じですね。ちなみにセクター別のETFなんかはどちらかというと個別株に近いと思っています。

個人的に配当株なんかはナンピン買いをしますが、ETFについては積立額はそのまま、スポット買いもしていません。実は子供のジュニアNISAでETFを積み立てているのですが、今年の初めに下落したタイミングで積み立てではなくスポット買いをしてしまいました。結果としては見事にそこからさらなる下落となり、傷が深くなってしまっています。

さらに余剰資金がないためさらに下落したところで追加投資ができない状況に陥っており、しばらくは我慢を続けなけらばいけない状況になっています。(とはいえあと10年は放置なのでそのうち回復すると思っていますが)

子供用の口座なので額もそれほどではなかったので致命傷にはなっていませんが、私のように相場の予想が下手な人間が、欲張ってスポット買いをしてもいいことがないなという典型例ですね。

どう動くかわからない以上、高いときも低いときも積み立て続けるというのが、一番近道なのかもしれません。

まとめ

上昇相場では何を買っていても儲かるので(言い過ぎ?)、それほど気にはなりません。(個人的にはですが)それに比べて下落相場ではやはり焦りもありますし、含み損が拡大していくのは精神上もよくありません。

そのため焦って売ってしまいたくなる気持ちもよくわかります。日本株を始めて長期低迷していた時はしんどかったです。

でも今となっては焦って売らずに長期保有していてよかったなと思います。日本株でかつ個別株でもそんな状況でしたので、米国株のETFならいずれは戻ってくるだろうと期待しています。

せっかく下落しているところなので、さらなる下落も可能性はありますが、安く購入できる期間が長くなったくらいの気持ちで、積み立てを行うのが良いのかなと思っています。また投資については全力投資ではなく、いくらか余力を残しつつ行うのが良いのかなとも思います。

去年もしくは今年から積み立てている人は現在含み損の方も多いでしょうし、精神上しんどい状態が続いているかと思いますが、自身の余力のある範囲でコツコツ継続していくことで、長期的に見れば花開く可能性も高くなると思いますので、頑張って耐えていきましょう。

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