1か月前に米国株の資産推移ということでブログをアップしましたが、ドルベースでの推移のためここ6か月間で大幅に下落していました。
ただその間大幅に円安が進んだことによって、円ベースでみる資産額はそれほど減ったという感覚はなかったため、資産推移を円ベースにしたらどうなっているんだろうということでまとめてみました。
条件としては以下のようにしました。
- 推移のベースはドルでまとめていた推移の値を利用する
- 入金額についてはドル転した際の当時の為替レートで計算し積み上げ
- 株価についてはその時点での為替レートでの計算
実際に円とドルで比較するとどうなったか
まずはこちらドルベースでの推移です。
次に円ベースでの推移です。
2022年の3月まではドルベースでも円ベースでもそれほど大きな差異は見られませんが、それ以降は違いが顕著に見て取れます。
ドルベースだと大幅に株価下落したため資産額が減ってしまっていますが、円ベースにするとそれでもまだ伸びています。どれだけ円安が進んだかがよくわかりますね。
円ベースだとそれほど減ったという感覚はなかったのですが、まさか増えているとは思いませんでした。
それぞれにメリットデメリットはある
今回は大幅に円安が進んだことで、円ベースでの資産は増えているので良かったのですが、あくまで今現在の数字であるということは注意しないといけません。今後も円安に振れるのであればもっと円の資産は増えますが、円高に振れると一気に資産が減ってしまいます。
株価もそうですし、為替もどのように動くかがわからない(ある程度は予測できるのかもしれませんが)以上、心の準備だけはしておかないといけないですね。
今は投資信託などで円で米国株のETFなどを購入することもできるようになっていますが、私は米国株としてドルでETFに投資することをメインにしています。これは最終的に日本で暮らす以上はどこかで円にしなければならないことを考慮しています。
ドルで株を購入していれば株の売買のタイミングと、円転のタイミングを自分で決められることが大きいと思っているからです。例えば株が上がったタイミングで売却しても円高であればそのままドルで保有しておくことができ、円安になったタイミングで円に換えることもできます。
投資信託などであれば基本円での売買のため、株価と為替のタイミングが同じになってしまいます。長期的に見ると誤差かもしれませんし、別に同じタイミングであっても利益が出ているかどうかの判断はできるので問題はないかもしれません。実際は個人的な考え方、こだわりというだけかもしれませんが。
まとめ
歴史的な?円安のさなかでしたので米国株の円ベースでの資産推移を今回出してみましたが、これほどまでに顕著な差が出ているとは思いませんでした。
基本的に短期で米国株を日本円に換えるということは考えていないので、ドルベースでの資産を増やすことを考えていますが、下落しているさなかなので少しでも心の余裕を持つという意味ではこういう観点でみてみてもよいかもしれません。
ただ怖いのは1ドル110円くらいに戻ったら円ベースで総額4000万円くらいになってしまうということです。為替の変動で資産が1200万円吹っ飛ぶと考えると恐ろしいですね。
その時にドルベースでの株価がどうなっているかわかりませんが、その時は円ベースの資産は考えないようにしないと心が持たないかもしれません。。。
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