日本株デビューししてから優待銘柄購入などでコツコツと資産を投下していましたが、しばらくすると慣れも出てきたのか一気に資産を増やしたいという欲も出てきました。そんな時に始めたのがなんちゃってデイトレです。
なんちゃってデイトレで日銭を稼ぐ日々
ちょうど優待銘柄を買い出して少しした2010年末くらいです。なんとなく日本株の投資にも慣れてきたけどなかなか資産は増えないし、でも信用取引する度胸はない。数千円儲けてもなかなか満足感がないし万単位で利益を出したいという事で、現物で少し大きな額での取引を優待銘柄と平行して始めました。
当時目をつけたのが任天堂株で、一株が20,000円～25,000円くらいの時期でした。100株買うと1日に数万円が動くので安く買って少し高くなって売れば差額の数万円儲かるんじゃないかという浅はかな考えですね。（今では任天堂の株価もこの当時の倍くらいになっていますが）
今だとファーストリテイリングなんかもいいかもしれませんね。結構値動きもありますし。（決してお勧めしているわけではありません）
その時は売りからはいるという知識はなかったのでなんとなく安めだなというところで買い、3～5万円のプラスになるところで指値の売り注文を出しておくということをしていました。
日々株価は上下するので下がったら買う、上がったら売るでそれなりにうまくいってたのですが、そんなラッキーも長くは続きませんでした。
暴落で顔面蒼白に
はじめの数回は上手く行き、いい気になっていたのですがここから地獄が始まります。あるタイミングで購入した後に価格は下がる一方、損切りすればいいのですがそのままホールドで気がつけば10,000円くらいに・・・一気に評価額が半分以下になってしまいました。
この時はかなりしんどかったですね。含み損の1/3程度がこの銘柄1つでしたので本当に見るのも嫌でした。ちょっとうまくいった利益なんて一気に吹っ飛びましたしね。必殺技の忘れたふりをする戦法でずっと塩漬け状態で持ち続けていたので、株価は回復したのですが、さすがに1銘柄で100万円以上の含み損はきつかったです。
それなりのリターンを求めようとするとリスクも跳ね上がるということですね。数万の利益を求めて100万単位の含み損という割に合わない状態でしたが。まあこれも余剰資金だったので何とかなりましたが、生活資金突っ込んでいたらと思うと恐ろしいですね。
そのまま持ち続けていれば今は5万円以上になっているのですが、残念ながら2019年の春頃にもう上がらないだろうと3万円台後半で売ってしまいました。損をしているわけではないのですが、さらに200万円上がったと考えると損した気分です・・・
まとめ
なかなか株は難しいですね。それ以来こういう取引はしていないのですが、想像のなかで楽しんでいます。やはり想定通りにいかず、きっと本当に売り買いしていればマイナスでしょう。短期売買で勝てる人はすごいですね。
コツコツ積み立て投資だとなかなか資産が増えないのでもどかしいということで、こういった短期取引や1点集中などで資産を増やすということも考えられますが、それ相応のリスクがあるというの覚悟で投資しなければいけないですね。
相場が良かったり銘柄を見る目が良かったりすると成功する可能性も高いと思いますが、過去失敗している身としてはなかなかお勧めはできないですね。自分にはコツコツがあってそうです。
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