暗号資産への投資をどう考えるか~ビットコインが700万円を突破~

資産運用

ビットコインがとうとう700万円(1BTC)を突破しました。1年前は120万円~130万円だったことを考えると相当な上昇率ですね。4月頃に680万円当たりの高値を付けた後、5月に一気に急落しその後300万円台中盤まで下落、しばらく400万円~500万円をうろうろとしていると思ったら10月に入って一気に上昇、とうとう700万円になりました。ボラティリティ(価格変動率)も相当ですね・・・。今後の価格動向はわかりませんが、持つ者と持たざる者の格差が今後も出てくると予想されますので、今回はビットコインをはじめとした暗号資産への投資について考えてみたいと思います。

暗号資産について

暗号資産(仮想通貨)はインターネット上でやり取りできる通貨のようなものです。ビットコイン(BTC)やリップル(XPR)、イーサリアム(ETH)などが代表的なものになり、その他小さなもの?もふくめると1000種類とも、2000種類以上あるともいわれているようです。

ドルや円のように国が発行する法定通貨ではないのですが、エルサルバドルが法定通貨にするといって話題になりましたね。これだけボラティリティが高いビットコインが法定通貨になったらどんな暮らしになるのか心配ですね。日々の価格に振り回されそうです。

私もBTC、XPR、ETHを保有していますが、正直なところ、自分自身その仕組みを含め理解できているかというとそうではありません。ではなぜ保有しているかということと、暗号資産に対してどのようなスタンスで投資しているかというところをまとめたいと思います。

暗号資産へ投資すべきか

最近はあまり聞かなくなりましたが一時期暗号資産で億り人になったいうような話題もありましたね。一般的にはBTCなどの比較的メジャーな暗号資産よりも草コイン(知知名度も価格も低い)のほうがボラティリティがより高く、数円だったものが数百万、数千万などになったというような話や、それが一気に無価値になったなんて言う話も聞きます。1000や2000種類あればそういったものがあっても不思議ではないですね。ビットコインなどのメジャーなものはもそれから比較すると緩やかなほうなのかもしれません。

暗号資産への投資はハイリスクハイリターンだと思いますので、自分のリスク許容量に合った投資をすべきだと思います。個人的には暗号資産のリスクは最悪0(無価値)になっても耐えられる金額の投資をお勧めします。人によっては資産の何パーセントだったらという考え方もあるでしょうし、絶対額として何円までならなかったものとして耐えられるという考えもあるでしょう。もちろん投資する金額が大きければ大きいほどリターンも大きいので迷うところですが、価格変動が激しいのでそれに耐えられるかどうかですね。

また、個人的にはどこかのタイミングで価値がなくなるという可能性もゼロではないと思っています。逆に例えばビットコインだとBTCが1000万円とかひょっとすると1億円とかいうことも可能性としてはあるのかなと期待もしています。基本的には自分の理解できないものには投資しないというのが原則だと思いますが、理解できないからこそ夢もあると思っています。でも夢で終わる、もしくは夢が覚める可能性もあるのでなくなっても耐えられる金額の投資がいいのかなと。

ただ、今後もどんどん価値が上がっていく可能性というのも考えると、持たないリスクというのは確実に存在すると思いますので、少しずつでも暗号資産へ投資をしたほうが良いと考えています。

どのように投資をするか、考慮すべきことは

実際に自分の許容範囲の中でどのように投資をするかですが、こちらも迷うところです。直近だと5月に投資していれば今では倍になっていましたが、その当時はもっと下がるんではないかという恐怖心がありました。そこから少し値を戻すと今度は最安値で購入できなかったことへの悔しさが出てきますので、なかなか買い時を探すのはむつかしいです。タイミングを読むのにたけている人であればよいのですが、残念ながら私にはそう言った能力がないので、短期的にはだいたい買えばさらに下がる、買わなければ上がるという結果に終わってしまいます。

たとえばビットコインを見ると今は過去最高値付近を行ったり来たりなので、なかなか手が出ないと思います。この状態でさらに上昇するということで購入するのか、いったん下がるのを待つのか、松とするとどこまで待つのか判断が難しいです。そのため一括で購入するのはリスクもありますし、精神上タフでないと想定外の値動きをした際にストレスがかかりますので、ある程度分割して投資をすることをお勧めします。ドルコスト法のように毎月購入していくのが良いのか、数回に分けるのが良いのかはそれぞれ手持ち資金にもよるでしょう。

正直私には暗号資産の価値はわかりません。でも人間には欲があるので多分今後も上がっていく可能性は高いのではないかと思います。金や絵画や骨董品などもそうですが、価値があるという人が増えるとそれ自体に価値はなくとも(ちょっと失礼?)価格が上がっていきます。人より得したい、乗り遅れないようにしたいと思う人が増えれば暗号資産も価値が上がるのではないでしょうか。日本に住んでいると円の価値が比較的安定しているのであまり暗号資産の価値はわかりませんが、新興国だと自国通貨より暗号資産が良いというのもあるかもしれません。ただ何千種類もある暗号資産のどれが良いのかは吟味しなければいけないですね。個人的には現在メジャーなもを選択する、できれば分散するというのがいいのかなと思います。分散すればするほどリターンは平準化しますがリスクも下がりますので。

まとめ

暗号資産について考えてみました。個人的にはBTCとXPR、ETHを保有していますが9割5分がBTCです。(分散するのがいいといいつつ私はほぼBTCという矛盾)今後どうなるのかは予想がつきませんが、もともと5年蔵前までは数万円だったものが今や100倍にまで上がっています。当時仮に100万円分購入していればそれこそ億り人ですね。

個人的には暗号資産については今のところ総合課税(会社員は給与と合わせて課税される)なので当面利益確定の予定はありません。今後税制度が変わるのか変わらないのかわかりませんが、今の税制度だとなかなか利益確定できませんね。

とはいえ今後暗号資産の可能性を考えると持たないことのリスクは確実に存在するのではと思います。銀行預金をしていれば金額面では減ることはないですが、大きく増えることもありません。今後インフレが起こらないとも限らないですし、今は円安も進んでいます。実質銀行預金の円の価値が下がるということは十分考えられますので、少額でも暗号資産を保有するのがいいのではないでしょうか。

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