以前のシミュレーション結果から、子供が独立するまではFIREがむつかしそうだということが分かりました。
その為大学の費用が掛からなくなるであろう2037年時点でFIREができるかどうか、もしくはFIREするために何が必要かを考えていきます。
方針としては株式の配当をメインとするため現状を整理すると、ざっくりですが現在の保有米国株から1年間でもらえる配当金は約6758ドルです。1ドル=110円とするとおよそ74万円ですね。これをあと16年で最低4倍にしないといけないということです。
16年間で配当金を4倍にできるのか?
ちなみに以下が2018年に米国株を始めてから今までの配当金の推移です。(税引き後)
年 | 配当金 | 配当金増減 | 配当金増減% | 12月時点の 米国株時価総額 | 米国株増減 | 米国株増減% |
2018年 | 986$ | 112,336$ | ||||
2019年 | 2,708$ | +1,722$ | +274% | 220,929$ | +108,593$ | +196% |
2020年 | 4,633$ | +1,925$ | +171% | 364,217$ | +143,287$ | +164% |
2021年 | 6,758$ ※想定 | +2,125$ | +145% | 427,780$ ※8月時点 | +63,563$ | +117% |
額としては順調に伸ばしておりますが、2018年~2020年にかけては日本株を売却しその資金を米国株に投資していたので、追加投資額は結構ありました。2020年の中盤以降は給与や配当金を購入資金に充てています。額が小さいうちはパーセンテージで見ると大きな成長率になっていますが、額が大きくなるにつれ成長は鈍化しています。(額でみるとそうでもないですが)
4倍にすると考えると大変そうですが、16年で年間の配当金を24,000ドル増やすと考えるとなんとなくできそうな気がしますね。1年あたりにして1,500ドルと考えるとこの3年は順調に増やしています。単純に考えると今年と同じだけの追加投資を行えれば計算上は可能だと思われます。かつ毎年配当金は増えていく(はず)なのでそういった意味でも追加投資が少なくても配当でまかなえるようになる可能性が高いと思われます。
毎年の投資額はどの程度必要か
あくまで過去の想定ですが、今年と同じような追加投資を行えば配当も順調に伸びると思われます。ただ実際には2020年の配当は実績値なので2020年の後半に購入した株も考慮に入れないといけないかもしれません。とりあえず2020年11月から今までの個別株(配当銘柄)の売買をまとめてみました。
思ったより個別株いっぱい購入しています。配当や給与、ボーナスのほとんどをつぎ込んでいるのですが、改めて整理するとちょっとびっくりする額です。ちょっとずつ現金も減ってきているので給与以上の額を投資していますね。これもコロナで在宅勤務になり平日ほとんどお金を使わなくなったこと、外出や旅行をしなくなった分を株にお金を使うようになった影響ですね。今後コロナが沈静後(いつおさまるのかわかりませんが)同じように投資できるかというとちょっと疑問ですね。(株購入がストレス発散になっている影響も・・・)
そう考えると下の子が小学校を卒業するまでのここ数年が勝負になりそうです。
まとめ
年間300万円の配当をあと16年で達成するという目標は、このまま順調に投資できれば現実的な目標として設定できそうです。ただし今後仕事がどうなるかもそうですし、子供が大きくなるにつれて支出も増えていくことが確実なので、どこまで継続できるかが勝負かなと思います。
また配当金もこのままずっと同じような状況が続くのか、銘柄の入れ替えなどのメンテナンスが必要なのかも考慮していかなければいけないと思います。できればVYMなどのETFで配当もまかなえればいいのですがどうしても利回りが見劣ってしまうため、個別株を選択肢に入れないと実現は難しそうですし。
20代くらいからETFの積み立てを行っていれば状況は変わっていたのかもしれませんが、もう40代なので今からできることを考えないといけないです。もう10年早く米国株投資していれば・・・と思う今日この頃です。子供が独立するまでは頑張ろう・・・。
コメント
[…] 結局FIREは実現できそうなのか~結果的には・・・~ […]