子供の小遣いについて~我が家の小学生の小遣い制度~

子育て

いつもブログを見ていただきありがとうございます。本日は我が家の子供の小遣い制度について書いていきたいと思います。

ネットを検索していても金額や渡し方などいろいろな意見があります。我が家は小学生から小遣いを渡しているのですが、それぞれの家庭で年齢×100円や学年x100円、一律1000円や手伝い制など様々ですね。中には一度に大きな額を渡してその何%かを毎月渡すというような記事も見たことがあります。

小遣いの使い道

まずはこづかいの使い道ですが、我が家では基本的に必要なものは都度親がお金を出し一緒に買いに行っています。たとえば・・・

  • 学校や塾で必要になる文房具類
  • 日々のおやつ(みんなで食べる用)
  • 勉強につながる折り紙や工作など利用する小物(結構あいまいですが)
  • 服や靴、髪留めなどの衣服類
  • 小説や図鑑など漫画以外の本

基本的に生活していく上では困らないように必要最低限は小遣いではなく都度親が購入します。とはいえ無制限では買えないので、ほしいというタイミングで話し合いをして買う、買わないは判断しています。

では小遣いはどういう用途に使うかというと

  • 漫画
  • UFOキャッチャーなどゲームセンターの利用費用
  • 必要最低限以上の文房具や小物(キャラクターもののグッズなど)
  • おやつ(キャラクターのおまけつきおやつなど親が買わないようなもの)

簡単に言うと遊興費的な感じでしょうか。

ただし小遣いを利用する際も子供だけではなく基本的には親もついていっています。(一応小学校のルールとして子供だけで買い物に行かないというルールがあるので)ただ何事も経験ですので店までついていくだけで、そこからは子供に任せていますが。

小遣いのルール

小遣いは以下のようなルールにしています。なお低学年時(3年生まで)と高学年時(4年以上)でルールを少し変更しました。

お小遣いルール

  • 金額は学年x100円(1か月に1度)
  • 必ずお小遣い帳をつけてその日にもらう金額を記載して持ってくる
  • お小遣い帳の残高と手持ちの残高があっているか確認する
  • お小遣い帳を持ってくるのは毎月25日から29日までの間(親の給料日から5日の間)
  • 学年x100円に残高の5%を追加(高学年から追加ルール)※例えば5年生で残高500だとその月の小遣いは500+(1000×0.05)=550円とする

基本的にはいくらお金が入ってきてどういうものに使ったのか、いくら残っているのかを管理してほしいということでお小遣い帳を付けています。ほしいものに対していつ買えるのか、ここで使ってしまってもいいのかというような判断力もつけてほしいと思っています。

また高学年から始めた5%追加ルールの意図としては複利のメリットを感じてほしかったため、定額制+残高の5%という設定をしました。高学年からにしたのは、この複利のメリットと、額が大きくなればなるほど効果が高くなるというのを理解するには、4年くらいからかなということでこのようにしています。まあ実際の投資信託や株の複利とは考え方が少し異なりますが、時間がたつほど複利の効果が出て差がどんどん開いていくというのは認識してくれるかなという期待です。

ちなみに4年から小遣いを全く使わなかったらどうなるかというのは下記のグラフのようになります。

残高の5%の追加有り無しの毎月の小遣い額ですが4年から初めて5年の6回目の小遣いの時にはもともともらえる額の2倍になっていますね。6年の4回目には3倍になっています。そして6年の10回目には当初の600円の4倍を超えてきます。気持ちのいい右肩上がりのグラフですね。

次に累積額はどうなるかが以下のグラフです。

このように3年間ため続けると累積で45000円近くになります。5%ルールが無ければ18000円なので約2.5倍ですね。こちらもこれぞ複利の効果というような気持ちのいい右肩上がりのグラフになっています。

中学生からどうするかは決めていませんが、今よりもお金を使う機会も増えると思うので、子供と相談して決めていくことになるのかなと思います。おそらく知識もついていると思いますので(というかついていてほしいが)

で、結局うちの子の状況は・・・

このように複利を意識させる小遣い制度にしたのですが、5年生になっている今の結果(途中経過ですが)としてどうなっているかというと・・・・。

好きなものにどんどん使って残っていません・・・・。まあわかりますよ、あれがほしい、これがしたい、いくらお金があっても足りないもんね。先のことより今やりたいことがあるもんね。とうことで複利の恩恵を受けることもなくその日暮らしのお金の使い方です。

毎月毎月使うわけではないのですが、なんだかんだでやっぱり使ってしまうんですね。使いたいというたびに複利の説明はして、ここで使うとまた毎月定額に戻るよ、これだけ増やそうと思うとこんなに時間がかかるよ、今は少ないけど年がたつとすごい差になるよといっても、今のところはほしいもの、やりたいことに使うことが大切のようです。

まあせっかくお小遣いをもらっているのに、使うな、貯めろというのが無理がありますね。ただ今はそれでもいいかなとは思っています。子供のころから節約してお金貯めてってしていたら、どこかで反動が来そうですし、使ってみて初めて分かることもあると思います。大人になった時にそういえば複利って時間をかけるとすごいって言ってたなくらいでも、記憶の片隅に残っていてくれたらいいなと思います。

まとめ

4年生から残高の5%をお小遣いに追加するというルールを始めましたが、お小遣いの額という面ではほとんど効果がない状況です。本人的に長期的にはおいしいというところが理解できているのかどうか不安なところはありますが、まあ楽しく使えているのであれば今はいいかなと少しあきらめモードです。今から10年後、20年後にどんな世の中になっているかわかりませんが、その時にお金に困っていなければいいのですが・・・・。まあ使うことが悪いことではないですし、使う以上に稼げばいいだけなので正解はないんですけどね。

私自身もどれだけ使っても大丈夫なだけ稼げていないから、複利の力を使って将来のための資金をためている状態なので、そんなことせずにもっと今を楽しくお金を使って、それ以上に稼げ!と言われているような気もしなくはないです・・・。

個人的には複利の力はすごいな、もっと投資して資産を増やそうと思っていますが、人それぞれに正解がありますし、自分のやり方がほかの人にとっても幸せかどうかはわからないというのを、改めて考えされられました。

最終的にどういう判断をするのは子供たち本人なので、少しでもその判断をするための材料を与えてあげられればなと思います。自分のやり方を正当化してしまうので、なかなか客観的な情報として伝えるのは難しいです・・・日々精進ですね。

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