前回個人支出についてコロナ前後でどうなったかを確認しました。
結果はコロナ前の半分以下の支出になっていたということで大幅下がっておりました。外出が少ないことで外で使う費用(昼食代や趣味のサッカー関連の費用)が下がったため、その影響が大きかったですね。
ただこれで一喜一憂はできません。では家計全体についてはどうだったのか、個人支出と合わせるとどうなのかを今回は見ていきたいと思います。
家計はコロナ前後でどうなった
こちらも個人支出と同様に2019年と2021年で比較してみたいと思います。
さっそく結果はこちらです。
はい、残念ながら支出は増加していました。巣ごもりの影響で各種費用が増えたのでしょうか。それぞれ確認してみたいと思います。
住居関連
こちらは固定資産税や光熱費通信関連等の費用となります。ローンが残っていますがローンの返済についてはこちらに含まれていません。(これを含むと年間110万円~120万円くらい?は追加されますが今回除外しています)
2019年と比較すると2021年は微増でしたね。やはり光熱費が上がっており、夏の冷房、冬の暖房、水道代などは上昇していました。
家にいる時間が長ければここが上がってしまうのは仕方ないですね。単価自体も上がっていたように思います。ただ全体としては8000円程度の差なので誤差の範囲でしょうか。
食費
こちらは日々の食事の食材はもちろん、外食費用やおやつ、飲料に関係するもの全部ひっくるめたものになっています。
コロナ化だったのでさほど外食するということはなかったと記憶していますが、年間で12万円(月にすると1万円)も上昇していました。
こちらは子供が2歳年を取ったということも関係しているのではないかと思います。日々の食事もそうですが、おやつ、アイスなどの消費量も増えたように思います。
また在宅勤務になったことにより昼食を家で食べるようになったことや、家にいることでおやつも食べてしまうということも影響していそうです。
ただ昼食を外で食べていた時は月に15,000円~20,000円はかかっていたことを考えると、やはり自宅で昼食を食べるというのは安上がりなんだなというのは実感できますね。
コロナ後出勤するようになったら弁当にしようかな・・・めんどくさいな・・・・
レジャー関連
こちらは文字通り、家族旅行等のレジャー全般に係る費用です。交通費なんかもこちらに含んでいます。
ここは大きな差が開くかもと思ったのですがたったの3万円しか下がっていませんでした。
自粛とはいえずっと自粛していたわけではなく、まん延防止法等の解除のタイミングなどでここぞとばかりに近場の旅行は行っていたので、遠出をしなかっただけでその分宿泊をグレードアップしたりしていましたね。
そう考えるとあまり差がないというのも思い当たる節があります。
子供が大きくなると旅行もどんどんいけなくなるので、こういうことができるのも今のうちですね。
中学や高校になると部活やら友達やらでおそらく家族旅行にも行ってくれなくなるのでしょう。
私自身も中高は部活が忙しくて家族旅行に言った記憶はあまりありませんね。
子育て関連
ここは学校関連や塾、習い事などの費用もそうですが、子供に対して使った費用は全般こちらに計上しています。
一番上昇していた項目で220,000円ほど増加しています。月にしても2万円弱ですね。
ここについては子供が大きくなったので新たな塾や習い事を始めたので致し方なしという感じはします。できるだけいい教育は受けてもらいたいという思いはありますが、子供はしんどいだろうなという思いの板挟みですね。
正直塾に行かせるのがいいのか、もっとのんびり過ごさせたほうがいいのかは悩みどころですが、大人になったらあの時もっと勉強しておけばという後悔をするものなので、極力頑張ってもらおうと思っています。
その他
ここは最後上記に含まれなかったもの全般ですね。日々の生活雑貨や家電などの何らかの大型の出費などです。
2019年から20万円ほど下がっているのですが、これは2019年にちょっとした家電を購入したので大きな差が出ていますが、それがなかったとかんがえると2021年が若干増えていますね。おそらく1万円くらいのプラスになっていると思います。
細かいですが家にいることでトイレットペーパーなどの消耗品の消費も増えますし、ハンドソープやウエットティッシュ、アルコール消毒液、マスクなどコロナ由来の消費も増えています。
ここは全体の消費額は少ないですがそれから考えると上昇幅としてはなかなかのものだと思います。
今やコロナ禍で生活するには必需品になっているものも多いのでまあ仕方ないですね。
まとめ
比較結果としては大体年間10万円ほど2021年の出費が増えたという結果でした。ただ2019年の大型家電購入を除外すると、32万円ほどの増加となります。月3万円弱の増加ですね。大きなところでは子育て関連で2万円/月、食費で1万/月といったところでしょうか。
子育て関連の2万円はコロナにあまり関係なく年齢が上がったことによる影響がほとんどです。なのでコロナがあろうがなかろうがこの程度の金額にはなっていたと思います。
食費についてはこちらも子供の年齢が上がることによる食事量の増加もあるでしょうが、在宅勤務になったことによる増加も影響していると思います。
なんだかんだでレジャー費用も同じくらい使っていますし、家計全体でみるとコロナによる影響というのはそこまでは出ていないのかなと思います。子供の成長を加味するとおそらく1万円/月も上がっていないのではないでしょうか。
個人的な支出で4万円弱/月減ったのと比べるとコロナの影響は誤差といってもいいような気がします。コロナが無かったらどこか遠出したり、もしくは海外旅行していたりするとまあ違ったでしょうがそこはわかりません。
なんとなくもっと大きな差が出てるかなと思っていましたが、ちっとも面白くない結果となってしまいました。
ただこうやって何にどのくらい使っているのかを見直してみるのも面白いですね。またちょくちょく家計簿を見直してみたいと思います。
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