こんな記事が日経新聞から発表されていました。SBI証券が25歳以下の顧客に対して、国内株式の売買手数料を撤廃するとのことです。1日あたりの取引金額に制限も無く、現物取引の手数料を無料でとなるようです。米国株式も最低手数料が無料となっていますが、約定代金が2.02ドル以下の取引になるので、200円ちょっとの取引を行うのかというと現実的にはあまり考えられないですね。まあ最低手数料が撤廃になっていることは、手数料負けを防ぐ意味でも重要ですが。私は過去新興国株式の取引で考えなしに取引を行いえらい手数料負けを経験しています。(いまだに新興国株の手数料は高いですが)
SBI証券ではNISA/ジュニアNISAでの米国ETFや指定9銘柄(※下記表)については買い付け手数料が無料ですが、あくまで買い付け時なので売却時は手数料がかかります。(まあ買い付け時だけでも手数料がかからないのは大きいですが) ですので今回国内株式の売買両方共の手数料が無料になるのは衝撃ですね。今までは買った瞬間に損失が出ていたものが無くなり、株の上昇分そのものがすべて儲けになるので。まあ私は25歳をとっくに過ぎているので関係ありませんが。
ティッカーコード | 銘柄名 |
VT | バンガード トータル ワールド ストックETF |
VOO | バンガード S&P 500 ETF |
VTI | バンガード トータルストックマーケットETF |
IVV | iシェアーズ S&P 500 ETF |
SPY | SPDR S&P 500 ETF トラスト |
EPI | ウィズダムツリー インド株収益ファンド |
DHS | ウィズダムツリー米国株高配当ファンド |
DLN | ウィズダムツリー米国大型株配当ファンド |
DGRW | ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長 |
それにしても手数料を無料にしてどこで利益を稼いでいくのでしょうか。25歳以下なので投資人口からするとあまり影響は無いんですかね。もしくは青田買い的に若いうちから囲い込んで25歳以上になってから回収しようという感じでしょうか。あくまで日経の記事に出ているだけで詳細情報がわかりませんでしたが、おそらく東証で扱っている海外ETFも対象になってくるのかなと思います。王道といわれるS&P500なども買えますし、日本株の中にも優良株は多くありますので若年層が投資を始めようというきっかけにもいいのかなと思います。将来の不安も感じている世代ではないかと思いますので。
ただ私もそうでしたが25歳以下のときにそこまで種銭を持っていなかったので、ここをどう増やすかというのは大きな課題ですね。リスクをとって大きく増やすかこつこつ貯めていくか。今は私も子供の口座を作ってジュニアNISAでこつこつ積み立てをしていますが、子供に口座を渡した際にこの手数料無料も利用してうまく運用してもらえればなと思います。それまでにある程度資産を増やさねば・・・
あ、今までは自分の口座で優待銘柄を購入し、譲渡という形で子供の口座に移管していましたが、この優待銘柄を子供の口座で購入すればいいのか!
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